2025年3月23日日曜日

NFCアンテナ(1)

 

実験用のNFCアンテナを作ってみる。のちのちPCB内層を利用することを考えて平面で。動くところまでやっつけたい。

実験用のNFCアンテナを作ってみる。のちのちPCB内層を利用することを考えて平面で。動くところまでやっつけたい。だいぶ(10年以上)昔にNFCを検討したときに買ったM24LR16E(STマイクロ)が我が家にある。M24LR16EはISO15693対応なのでそれを単にNFCと言っていいんか?って昔の人なら疑問を感じるけど、タグとしてはNFC Type-5 Tagに該当するらしい。まぁマイナーだね。が、今回はISO14443でやりたいので、STマイクロのM24SR02を購入した。マルツ(https://www.marutsu.co.jp/pc/i/27709926/)のデジキー部品取り寄せ。デジキーから直で購入するよりトータルで安くつく。で、なんでNXPじゃなくてSTマイクロ?そらーNXPはデータシートすらまともに公開してないからだよ。最近はSTマイクロもオフィシャルなメールアドレスで登録しないとソフトをダウンロードできないとか計算ツールを利用できないとか壁を高くしつつあるけど、なんでやろ。
リーダー側はちょっと前に購入したPN5180を使う。
では、アンテナを作る。
こんな感じで、クリアファイルにガムテープの粘着面が上になるように何とかして貼り付けて、そのガムテの粘着面に型紙を貼り付けて、その周りにエナメル線を巻いていく。今回はサイズはPN5180のアンテナと同じにして、4ターンにしておく。きれいに巻くのがなかなか難しい。若い頃は余裕だったのに。
で、巻き終わったら、上からセロテープを貼り付ける。線がはがれないようにってのと、ガムテの粘着面に手が着いてイラっとしないようにって目的がある。で、いい感じに周囲を切り取って完成。
次はICの方。変換基板はSunHayatoのSSP-201。表裏で違うフットプリントに対応しているってのと配線がぐるってしているのが正直気に食わないけど、まぁ我が家に今これしかなかったのでしょうがない。
で、データシート(https://www.st.com/content/ccc/resource/technical/document/datasheet/e2/ed/a5/4c/6b/42/46/91/DM00097458.pdf/files/DM00097458.pdf/jcr:content/translations/en.DM00097458.pdf)によると、
ってことらしいので、
まぁ、こうなる。で、性能を十分に引き出すにはAC0-AC1間に同調キャパシタを付けんといかんのだけど、まぁまずはこのままでまぁどんなもんかやってみる。
リーダー側は以前やったPN5180(NFC Frontend)を使ってみる(1)(https://sunday-engineer.jimdofree.com/2024/02/10/pn5180-nfc-frontend-%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B-1/)を使う。<--そういえばこれ「(1)」なのに「(2)」はいまだに現れてないね╮(´•ω•)╭、、、まぁ気にしない。で、まぁこんな感じ。
で、とりあえず、動かしてみよう。こんな感じで、M24SR02につないだ自作アンテナをPN5180のアンテナにかぶせて、
で、ターミナルを見てみると、
こんな感じでUIDを読み取れたことがわかる。だいたい10mmくらい浮かせてもUIDを読み取れる。やるな「俺アンテナ」。この後、まずは、さらなる性能向上をめざす。

さて、まただいぶさぼった。やるべきことが多すぎてやる気が起きない。やりたいことが多すぎてどれにも手が付けられない。そんな時もあるさ。いや、先週着手してたんだけど、タグICが我が家に10年以上前に購入したM24LR16Eしかなくて、今回は諸事情によりISO15693ではなくISO14443でやりたかったので、M24SR02を改めて発注してたって訳だよ(言い訳)。

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