2025年5月3日土曜日

ペルチェ温度制御(1)

普通は冷却に使うケースが多いペルチェ素子で昇温してみる。

普通は冷却に使うケースが多いペルチェ素子で昇温してみる。色んな評価の時に簡単に温度を制御できないかって

使用部材
ペルチェ素子 : TEC1-03103-T100-SS-TF01-ALO
サーミスタ : 103AT-2-34119
アルミブロック : 30x30x20mm
熱伝導テープ : DY.2ten 熱伝導テープ 幅20mm×長さ25m

アルミブロックにはM3でタッピングする。2.5mmドリルで穴をあけた後、ハンドタップでねじを切る。
で、ここにサーミスタをねじ止めして、で、別の面に熱伝導テープでペルチェを貼り付ける。で、配線する。今回は安定化電源から1.5Aで供給し、サーミスタはHIOKIのテスター(DT4261)で計測する。
こんなかんじ
で、抵抗をロギングする。DT4261はスマホにデータを飛ばせるので自分でメモ取る必要がないのでこういう時便利。
でもって、抵抗値を温度に換算するんだが、サーミスタのデータシートは
ってなってて、秋月のHPによると、
ってことらしい。で、データをまとめてみると
ってなる。80℃に到達するのに69分かかる。アルミブロックがでかいからってのもあるけど、まぁいいっちゃーいい。
2.5Aでやってみると
ってなる。80℃に到達するのに9分、、、めっちゃ劇的に早くなる!温度制御しようと思うと、2.5Aの制御、、、PMOSだとPMOSの発熱も気にしないといけない、、、メカリレーかなー、、、

ちょっと脱線するけど、その後自然放熱するとこうなる
ちなみにこれを計算してくれるサイトがあった(白光)。
で、こうなる
これがよく合ってるんよねーよくできてる!脱線おわり

で、ペルチェを熱源としてその電源2.5Aを制御すればまぁまぁ実用に耐えられそうな温度制御装置ができそうな気がしてきている。

0 件のコメント:

コメントを投稿